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ビルやマンションの外壁診断・改修工事

鉄筋コンクリートや鉄骨・鉄筋コンクリートで出来ている建造物は、木造の戸建て住宅のように腐ったり、燃えやすいという欠点がないので、何もアフターケアをしなくても丈夫で長持ちすると思われがちです。しかし、コンクリート建造物が木造住宅よりも丈夫で長持ちするものだからといって、全く手入れもしないままで良いわけではありません。
 
 コンクリート建造物の躯体部分(柱や梁や壁、床などの建物の骨組み部分)を構成しているコンクリートは、それ自体では水を通す浸透性の材料ですから、建設後の経年に伴って生じてくる表面のひび割れから雨水等が浸透して、コンクリートが本来持っているアルカリ性が失われることで、コンクリートの中に包込まれている鉄筋が酸化され、錆を発生し膨張して、結果としてコンクリートの破壊を促進していくというサイクルを繰返しながら、建物全体への悪い現象を発生させることになります。また、玄関ドアーやバルコニー・廊下・階段等の手摺や鉄製の避難階段のような鉄製のものから発生する錆、屋上やバルコニーの防水の劣化による漏水、給配水管の詰まりや管内の錆に起因する赤水、水漏れなど経年劣化による性能・効用の低下、故障などの多発は避けられないものでしょう。
 
 以上のことからも、当社では官公庁施設をはじめ、長年の一般建築物の修繕・改修工事の経験を生かし、約10年を目安に改修・補修工事の提案をしています。
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